2014年05月08日
禅系宗派の文化・しきたり②
猿楽がさかんになるにつれてたくさんの座が形成されましたが、有力だったのは大和猿楽四座です。その四座の一つ結崎座から、能の大成者・観阿弥と世阿弥の父子があらわれました。京都の今熊野神社で父子が演じる勧進猿楽を見た将軍・足利義満は、彼らをたいへん気に入って生涯庇護しつづけました。
能の基本を完成させたとされるのが父の観阿弥で、息子の世阿弥は父をもしのぐ天才で、大衆芸能であった猿楽に禅の教えを取り入れました。それが夢幻能という高尚優美な能楽の世界です。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり③にて)

能の基本を完成させたとされるのが父の観阿弥で、息子の世阿弥は父をもしのぐ天才で、大衆芸能であった猿楽に禅の教えを取り入れました。それが夢幻能という高尚優美な能楽の世界です。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり③にて)
