2012年01月15日
無事、これ名馬(*^。^*)
よく商店街の片隅さんに面白い本を借りることが多いのですが、今回拝借した「無事、これ名馬」も非常に面白かったです(^o^)丿
最後の方でおこなわれた剣術試合のくだりは、ほろりと泣いてしまいますよ^^;
世の中には、様々な性格を持った人間がいるんだなっていうのを再認識させられた一冊でした^_^;
「無事、これ名馬」著者:宇江佐真理
概要
頭、拙者を男にして下さい! 武家の息子、火消しの頭に弟子入り志願!? 少年の成長を描く心温まる時代小説。
吉蔵は町火消し「は組」の頭。火の手が上がれば、組を率いて駆け付け、命懸けで火事を鎮める。そんな吉蔵に、武家の息子・村椿太郎左衛門が弟子入りを志願してきた。生来の臆病ゆえに、剣術の試合にどうしても勝てない太郎左衛門。吉蔵の心意気に感化され、生まれ変わることができるのか……。少年の成長と、彼を見守る大人たちの人生模様を、哀歓鮮やかに描き上げる、傑作時代小説。

2011年09月02日
鬼平犯科帳 11

最近ハマっているのが、池波正太郎著「鬼平犯科帳」
数ページ読み進めたら、自然と鬼平の世界に入り込んでしまします(*^。^*)
鬼平犯科帳(11)は「男色一本饂飩」「土蜘蛛の金五郎」「穴」「泣き味噌屋」「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」の全7編。
初っ端の「男色一本饂飩」はドキっとする題名ですが、実際の内容もかなりきわどいです。歴史時代小説と男色は切っても切れないテーマで、戦国・江戸期は男色・衆道が盛んでした。
武家ほどその傾向が強く、男色を絡めた作品も自然と多くなります。本編ではサブキャラとして重要を成す兎忠が男色を狙われ危機を脱せるか?とハラハラドキドキです(*^_^*)
読書の秋お勧めの一作ですよヽ(^。^)ノ
2011年05月25日
剣客商売十四
残すところ、十四・十五・十六の3冊となりました。
どっぷり主人公の秋山小兵衛・大治郎父子にハマっています♪
まだ読んだことない方は、ぜひ一読お勧めします(*^_^*)
剣客商売十四 あらすじ
浪人に五十両で殺しを頼む老人がいる。相手が手強いので、是非浪人に頼みたいというのだ。浪人は返事を渋っていた。老人は萱野の亀右衛門といって香具師の元締である。一方、浪人の名を波川周蔵という。
秋山小兵衛が横山正元宅を辞してからのこと、この波川周蔵を二人の男が襲っていた。小兵衛はこの浪人を二度ほど見たことがあった。
その後、小兵衛は不二楼の主に招待されて、不二楼に久方ぶりに赴いた。その折りに、先日波川周蔵を襲っていた男の一人が不二楼に現れた。その者たちは隠し部屋のある蘭の間に通された。小兵衛がこの隠し部屋からこっそりと聞いていると、襲った男はどうやら誰かを襲うために波川周蔵を試したらしい。その報告をしているようだ。その相手は小田切と名乗っていた。だが、一体この者たちは誰を襲うというのか?
そのことはやがて分かった。不二楼の主・与兵衛がこの小田切某が蘭の間に入ったのを幸いに、こっそりと聞いていたら「秋山大治郎が...」というのが聞こえていた。このことを聞いた小兵衛は、波川周蔵に襲わせる相手が大治郎だと直感する。波川周蔵は小兵衛の見るところ、息・大治郎と斬り合ってどちらが勝つか分からない腕前である。
その波川周蔵であるが、萱野の亀右衛門のところに赴いて、殺しの件を引き受けた。その代わり、妻子を人に見つからないような場所に移して欲しいと頼む。
この波川周蔵に秋山大治郎を襲わせる理由は何なのか?小田切の後にはまだ別の人物がいるようである。この人物の意中とは?そして、この波川周蔵と秋山大治郎の対決はどうなるのか?
2011年05月22日
剣客商売 十二

魅力的な登場人物に魅了されています。主人公の秋山小兵衛・大治郎父子をはじめ、おはる・三冬の女性達の奮闘もみものです。
今日、ツタヤ伊万里店に行ったら剣客商売のDVDを発見したので、文庫を制覇したら今度は映像へとはまっていきそうです(*^。^*)
剣客商売 十二 あらすじ
無頼者一掃を最後の仕事と決めた不治の病の孤独な中年剣客。その助太刀に小兵衛の白刃が冴える表題作など全7編。シリーズ第十二弾
2011年05月12日
めっちゃハマってます(*^。^*)
読んでみると確かにおもしろい!時代物、人情ものが好きな僕としてはまさにどストライク(^o^)丿

解説
勝ち残り生き残るたびに、人の恨みを背負わねばならぬ。それが剣客の宿命なのだ――剣術ひとすじに生きる白髪頭の粋な小男・秋山小兵衛と浅黒く巌のように逞しい息子・大治郎の名コンビが、剣に命を賭けて、江戸の悪事を叩き斬る――田沼意次の権勢はなやかなりし江戸中期を舞台に剣客父子の縦横の活躍を描く。
僕の下手な説明をここでダラダラ書くよりも、是非とも一読を皆様にお勧めしたいですヽ(^。^)ノ
時代物好きな人で読んだことが無い方は、一読すると必ずハマると思いますよ(*^_^*)
2011年04月15日
華麗なる一族おもしろかったな~(*^_^*)
何を読もうかと本屋内を探検していると、山崎豊子著「華麗なる一族」が目に飛び込んできました。
そういえば少し前にTBSドラマでキムタクが主演してたなーと思い上・中・下巻3冊まとめてゲット。
ドラマは見ていなかったのですがなんとなく気になったので読み進めていくと、これが非常に面白い!
一読の価値ありです(*^。^*)

あらすじ
業界ランク第10位の阪神銀行頭取、万俵大介は、都市銀行再編の動きを前にして、上位銀行への吸収合併を阻止するため必死である。長女一子の夫である大蔵省主計局次長を通じ、上位銀行の経営内容を極秘裏に入手、小が大を喰う企みを画策するが、その裏で、阪神特殊鋼の専務である長男鉄平からの融資依頼をなぜか冷たく拒否する。不気味で巨大な権力機構〈銀行〉を徹底的に取材した力作。
2011年04月14日
前田慶次郎は面白い!
商店街の片隅さんから隆慶一郎著「一夢庵風流記」を貸していただき読んでみると、漫画の世界以上に興奮し一気に読み進めちゃいました(*^。^*)

あらすじ
戦国末期、天下の傾奇者(かぶきもの)として知られる男がいた。派手な格好と異様な振る舞いで人を驚かすのを愉しむ男、名は前田慶次郎という。巨躯巨漢で、一度合戦になるや、朱色の長槍を振り回し、敵陣に一人斬り込んでいく剛毅ないくさ人であり、当代一流の風流人でもあった。そして何より、自由を愛するさすらい人でもあった。故あって、妻子を置き旅に出た男の奔放苛烈な生き方を描く時代長編。
今はパチンコにもなっているそうですが、それ以上にこの本は面白い!
ぜひ一読ください(*^_^*)
2011年04月13日
新撰組作品は面白い!
今作の主人公永倉新八は、新撰組二番隊組長及び撃剣師範、剣の腕前は近藤勇に匹敵するとか「一に永倉、二に沖田、三に斎藤の順」と言われた剣豪。
僕がこれまで目にした新撰組ものでは長身の原田左之助とのでこぼこコンビという印象だけがありました。
今作では飄々としていながら、切り合いの場では辣腕をふるい、もともと武家の出ゆえか、幕末という激動の時代にあっても視線は常に客観的で、生き方にぶれがありません。
その姿勢は、近藤勇、土方歳三のカリスマ二人にも向けられ「横暴が過ぎる」と会津藩主に訴えたり戊辰戦争のさなかに袂をわかつこととなります。
それでも維新後、新撰組の数少ない生き残りとして、新撰組の功績を伝え近藤・土方の墓を建立したところに江戸っ子気質の新八の心根の優しさと気っぷのよさがうかがえました。
近藤・土方・沖田以外の目線から見た新撰組も面白かったですよ♪
ぜひ一度お読みください(*^。^*)

あらすじ
いたずら好きの腕白小僧が、剣術の稽古に没頭して十年・・・・・永倉新八の青春はひたすら剣の道に燃焼した。折りしも幕末の動乱期だ。新八は新選組隊士となった。女にはからきし意気地がないが、剣をとっては隊長・近藤勇以上と評された永倉新八のさわやかな77年間の人生をのびのびと描ききった長編小説。
2011年04月13日
何回読んでもおもしろい!
司馬遼太郎さんの本は色々と読みましたが、何回でも読み返してしまう作品「燃えよ剣」
新撰組小説の中では一番はまった作品です。土方歳三の一本気な生き方に憧れました。
何かおもしろい本ないかな~と迷った時は一度読んでみてください(*^。^*)

内容
幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。武州石田村の百姓の子“バラガキのトシ”は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作りあげ、己れも思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。「竜馬がゆく」と並び、“幕末もの”の頂点をなす長編。
2011年04月12日
新撰組のドラマ・・・
一つ目は近所の本屋で購入。
二つ目は伊万里市民図書館でレンタル。
三つ目は友達から借りる。
今回ご紹介するのは、近所の本屋で目に留まった、浅田次郎著「一刀斎夢録」

内容紹介
大正という新時代に違和感を覚える梶原中尉は、1人の元巡査を訪ねる。その老人こそは新選組最強の剣士でありながら維新の動乱を生き延びた斎藤一であった。龍馬暗殺、会津戦争、近藤勇ら隊士の末路……老人の語りに魅せられた梶原は、実は全ての話が無名の少年隊士・鉄之助につながることに気づく。土方歳三最後の写真を箱館から持ち帰った、寄る辺ない少年と斎藤一との哀しくも凄絶なかかわりとは――。『壬生義士伝(みぶぎしでん)』『輪違屋糸里(わちがいやいとさと)』に続く浅田版新選組の、深い感動に打たれる大作です。
司馬遼太郎先生の作品で「燃えよ剣」など読んだことがありますが、斉藤一が主役の本は初めて読むので非常に楽しみ♪
感想は読み終えた後アップします(*^。^*)
2011年04月12日
歴史好きとしては・・・

解説
佐賀藩は明治維新を推し進めた「薩長土肥」の一角を占め、幕末に雄藩として名をはせた。武士の心得を説いた精神修養書「葉隠(はがくれ)」でも有名だ。
一方で、長崎の警備を通していち早く世界を知り、日本初の蒸気船を建造するなど先進性に富んだ藩でもあった。近代日本の礎を築いた佐賀藩の歴史を、著者が分かりやすくひもといている。
そういえば今まで佐賀藩の本というものを恥ずかしながら読んだことがなかったので、購入してみました。
感想は読み終えた後アップしまーす(*^。^*)
2011年04月11日
甲賀忍法帖(*^。^*)
ただ今読み進めているのが、山田風太郎著「甲賀忍法帖」

解説
家康の秘命をうけ、徳川三代将軍の座をかけて争う、甲賀・伊賀の精鋭忍者各十名。官能の極致で男を殺す忍者あり、美肉で男をからめとる吸血くの一あり。四百年の禁制を解き放たれた甲賀・伊賀の忍者が死を賭し、秘術の限りを尽くし、戦慄の死闘をくりひろげる艶なる地獄相。恐るべし風太郎忍法、空前絶後の面白さ!
展開のスピードが速くて、解説通り確かに面白いです(^o^)丿
一読の価値有りだと思いまーす(*^。^*)
2011年04月11日
歴史は奥深い(゜o゜)

詳細
将軍家から格別の恩恵を賜っている伊奈家は、関東群代を世襲し権勢を誇っていた。
その裏には神君が隠匿した莫大な遺産を譲るという役目が。
だが、逼迫した財政を立て直すべく、幕府重鎮・田沼意次がその奪略をもくろむ。
当主・半左衛門は武と智を尽くして応戦するが…。
やがて迎えた対決の時、死してなお世を揺るがす家康の策略が明らかになる。
色々な歴史小説を読むたびに、これまでの固定概念が壊れ新たな目線から歴史をみるようになります。ホント歴史は奥が深く面白いなーと思います(*^。^*)
2011年04月08日
時代物が大好きです♪
「本を読む時間をつくるのが難しい」と思われている方も多いことでしょう。
僕も昔はそう思っていたのですが、ある時気づいたんです。「半身浴しながら読めばいいじゃん」
そんな風に読みだして7年近く経過、ただ今読み進めているのが和田竜 著「忍びの国」

伊賀忍者VS織田信雄軍団、騙し騙され 討ち討たれ 最後に誰が残るのか・・・
和田竜作品を読むのは「のぼうの城」「小太郎の右腕」と今回で三作目になりますが、文章が面白いため、一気に読み上げてしまいます。


忍者系・歴史系・戦国系がお好きな方は、どーぞご覧ください。恐らく一気に読み上げること間違いなしです(*^。^*)
2011年04月07日
豪放無頼な男
仕事復帰には今しばらく時間がかかるとのお医者様の言葉に若干凹んでいる僕です。
まぁしかし、落ち込んでいてもしょうがないので、今は明るく元気に仏事に関する勉強と読書に日々励んでおります♪
そんな中、ようやく「商店街の片隅より」さんよりお借りしていた本を読み終わりました。
著者:早乙女 貢

時代は織豊時代。主人公:水野藤十郎勝成が己の腕と力量を頼りに、戦国山野を逞しく生きる豪放無頼の青春物語です。
青春編・愛欲編・風雲編の三部作で各々に見はまる魅力がありました。ちゃんばらあり、ラブロマンスあり、主人公の苦悩ありと多彩な面白さがあるので一読の価値ありです(*^。^*)