2011年04月13日
新撰組作品は面白い!
新撰組作品では色々な人物が主人公になっていますが、新撰組二番隊組長永倉新八のものは初めて読みました。
今作の主人公永倉新八は、新撰組二番隊組長及び撃剣師範、剣の腕前は近藤勇に匹敵するとか「一に永倉、二に沖田、三に斎藤の順」と言われた剣豪。
僕がこれまで目にした新撰組ものでは長身の原田左之助とのでこぼこコンビという印象だけがありました。
今作では飄々としていながら、切り合いの場では辣腕をふるい、もともと武家の出ゆえか、幕末という激動の時代にあっても視線は常に客観的で、生き方にぶれがありません。
その姿勢は、近藤勇、土方歳三のカリスマ二人にも向けられ「横暴が過ぎる」と会津藩主に訴えたり戊辰戦争のさなかに袂をわかつこととなります。
それでも維新後、新撰組の数少ない生き残りとして、新撰組の功績を伝え近藤・土方の墓を建立したところに江戸っ子気質の新八の心根の優しさと気っぷのよさがうかがえました。
近藤・土方・沖田以外の目線から見た新撰組も面白かったですよ♪
ぜひ一度お読みください(*^。^*)
あらすじ
いたずら好きの腕白小僧が、剣術の稽古に没頭して十年・・・・・永倉新八の青春はひたすら剣の道に燃焼した。折りしも幕末の動乱期だ。新八は新選組隊士となった。女にはからきし意気地がないが、剣をとっては隊長・近藤勇以上と評された永倉新八のさわやかな77年間の人生をのびのびと描ききった長編小説。
今作の主人公永倉新八は、新撰組二番隊組長及び撃剣師範、剣の腕前は近藤勇に匹敵するとか「一に永倉、二に沖田、三に斎藤の順」と言われた剣豪。
僕がこれまで目にした新撰組ものでは長身の原田左之助とのでこぼこコンビという印象だけがありました。
今作では飄々としていながら、切り合いの場では辣腕をふるい、もともと武家の出ゆえか、幕末という激動の時代にあっても視線は常に客観的で、生き方にぶれがありません。
その姿勢は、近藤勇、土方歳三のカリスマ二人にも向けられ「横暴が過ぎる」と会津藩主に訴えたり戊辰戦争のさなかに袂をわかつこととなります。
それでも維新後、新撰組の数少ない生き残りとして、新撰組の功績を伝え近藤・土方の墓を建立したところに江戸っ子気質の新八の心根の優しさと気っぷのよさがうかがえました。
近藤・土方・沖田以外の目線から見た新撰組も面白かったですよ♪
ぜひ一度お読みください(*^。^*)

あらすじ
いたずら好きの腕白小僧が、剣術の稽古に没頭して十年・・・・・永倉新八の青春はひたすら剣の道に燃焼した。折りしも幕末の動乱期だ。新八は新選組隊士となった。女にはからきし意気地がないが、剣をとっては隊長・近藤勇以上と評された永倉新八のさわやかな77年間の人生をのびのびと描ききった長編小説。
壬生義士伝 異色の隊員、吉村貫一郎
輪違屋糸里 殺された芹沢鴨と、土方、女郎の物語
一刀斉夢録 明治まで生き延びた斉藤一の昔語り
どれも、結構面白いよ
初浅田次郎の一刀斎夢録を今日から読み出します。
今から楽しみです(*^_^*)
マイペースで読み進めていきます(*^。^*)