2013年09月30日
真言宗とは?⑮
十住心のもっとも低い段階は第一住心で、異生羝羊心といいます。自分の行動を省みず、動物のように本能のまま生きている心の状態です。第二段階は愚童持斎心といい、愚かな童子のように本能に支配されていた心が倫理に目覚めた状態のことです。第三段階は嬰童無畏心といい、宗教心が芽生えて安心を見出す状態のことを指します。
(続きは、真言宗とは?⑯にて)
(続きは、真言宗とは?⑯にて)

2013年09月29日
真言宗とは?⑭
空海によると、人の本質的な心は仏と同じで、普段はそれを見失っているに過ぎません。見失った仏の心は、修行によって少しずつ取り戻せるといいます。十住心とは、そのプロセスなのです。
(続きは、真言宗とは?⑮にて)

(続きは、真言宗とは?⑮にて)

2013年09月28日
真言宗とは?⑬
仏を目指して修業していると、誰しも自分の心がどれくらいの段階まで到達したのか気になるものです。そこで空海は、人の心の発達段階を一〇の段階にわけ、それぞれに当時の宗派の特徴を照らしあてて考えました。これは十住心論という思想で、「秘密曼荼羅十住心論」に説かれています。
(続きは、真言宗とは?⑭にて)
(続きは、真言宗とは?⑭にて)

2013年09月27日
真言宗とは?⑫
真言は、行者が宇宙の真理と一体化するための聖音です。
護摩は、火のなかに薪を投げ入れて祈願する儀式です。密教では火を智慧、薪を煩悩の象徴とし、煩悩を智慧の炎で焼き尽くすさまを具現化しているのです。
これらの修行はみな、神秘的で不可思議な世界を現出させる密教ならではの行なのです。
(続きは、真言宗とは?⑬にて)
護摩は、火のなかに薪を投げ入れて祈願する儀式です。密教では火を智慧、薪を煩悩の象徴とし、煩悩を智慧の炎で焼き尽くすさまを具現化しているのです。
これらの修行はみな、神秘的で不可思議な世界を現出させる密教ならではの行なのです。
(続きは、真言宗とは?⑬にて)

2013年09月25日
真言宗とは?⑪
四度加行をおこなう際に重要になってくるのが、印・真言・護摩です。
約三〇〇種類もあるとされる印は、仏の悟りの内容や宇宙の真理を手指の形で表現したもので、それ自体が宇宙を動かす力を秘めています。
(続きは、真言宗とは?⑫にて)
約三〇〇種類もあるとされる印は、仏の悟りの内容や宇宙の真理を手指の形で表現したもので、それ自体が宇宙を動かす力を秘めています。
(続きは、真言宗とは?⑫にて)

2013年09月24日
真言宗とは?⑩
それぞれの行法には練習に相当する加行と、正式な正行があり、加行を終えてから正行に進むのがルールです。それぞれの行を修めるのに約一〇〇日間かかるので、すべて終了するには一年以上の月日が必要になります。
(続きは、真言宗とは?⑪にて)
(続きは、真言宗とは?⑪にて)

2013年09月23日
真言宗とは?⑨
次に金剛界は、金剛界曼荼羅にある仏の印と真言を使い、仏との一体化を目指します。胎蔵界は、胎蔵界曼荼羅に描かれた四〇九の諸尊を、大日如来から順に観想します。
そして護摩は、護摩の修行法にしたがって不動明王との一体化を目指します。
(続きは、真言宗とは?⑩にて)
そして護摩は、護摩の修行法にしたがって不動明王との一体化を目指します。
(続きは、真言宗とは?⑩にて)

2013年09月22日
真言宗とは?⑧
まず十八道とは、十八道加行のことです。すべての密教儀式の基本となる、十八種類の印と真言を使う行です。行者は体を浄めた後、魔から身を守る護身法、結界をつくる結界法、道場を飾る荘厳道場法、供養法などを学びます。これらは四度加行における準備段階のようなものなので、何回も繰り返してしっかり身につける必要があります。
(続きは、真言宗とは?⑨にて)
(続きは、真言宗とは?⑨にて)

2013年09月21日
真言宗とは?⑦
即身成仏にいたる実践法として三密の必要性を明らかにした空海は、修行者が伝法阿闍梨(密教僧の最高位)になるまでに修めるべき行も定めています。それが十八道、金剛界、胎蔵界、護摩という四種の四度加行です。
(続きは、真言宗とは?⑧にて)
(続きは、真言宗とは?⑧にて)

2013年09月20日
真言宗とは?⑥
具体的には手に印を結び(身密)、口に真言を唱え(口密)、心に仏の姿を思い浮かべます(意密)。
そのうえで本尊に祈ると、宇宙と一体になり、悟りの境地に達します。即身成仏が完成を見るのです。
(続きは、真言宗とは?⑦にて)
そのうえで本尊に祈ると、宇宙と一体になり、悟りの境地に達します。即身成仏が完成を見るのです。
(続きは、真言宗とは?⑦にて)

2013年09月20日
秋のお彼岸入りです(*^_^*)
おはようございます(^O^)/
夏の酷暑がウソのように、彼岸を前にだいぶ涼しくなってきましたね♪
さて、今日は彼岸の入りです(*^_^*)
秋の彼岸の頃は、自然の恵みを受け米や柿などさまざまな実の収穫の時です。
私達もこの大自然の法則や摂理の中に生かされている、決して自分本位で生きているのではない事を知り、感謝の念を深める事に気付くよう、春と秋のお彼岸は教示しているのです(*^。^*)

さぁ、本日も1日明るく元気に張り切って頑張っていきましょうヽ(^o^)丿
夏の酷暑がウソのように、彼岸を前にだいぶ涼しくなってきましたね♪
さて、今日は彼岸の入りです(*^_^*)
秋の彼岸の頃は、自然の恵みを受け米や柿などさまざまな実の収穫の時です。
私達もこの大自然の法則や摂理の中に生かされている、決して自分本位で生きているのではない事を知り、感謝の念を深める事に気付くよう、春と秋のお彼岸は教示しているのです(*^。^*)
さぁ、本日も1日明るく元気に張り切って頑張っていきましょうヽ(^o^)丿
2013年09月19日
真言宗とは?⑤
そして用は宇宙のはたらき、動きです。体や相であらわされる宇宙と一体化し、即身成仏を遂げるためには、三密の実践が必要になります。三密とは身・口・意のはたらきのことで、身は肉体、口は言葉、意は心のはたらきをさします。
(続きは、真言宗とは?⑥にて)
(続きは、真言宗とは?⑥にて)

2013年09月18日
真言宗とは?④
まず体は、宇宙の本質を意味します。宇宙に存在するすべてのものは、地・水・火・風・空・識の六つの構成要素(六大)からできていると考えます。
相はの姿、形です。体としてあらわれた現象を大曼荼羅、三味耶曼荼羅、法曼荼羅、羯磨曼荼羅という四種類の曼荼羅(四曼)で視覚的に表現します。宇宙のあらゆる現象は、この四つの曼荼羅によって説明できるといいます。
(続きは、真言宗とは?⑤にて)
相はの姿、形です。体としてあらわれた現象を大曼荼羅、三味耶曼荼羅、法曼荼羅、羯磨曼荼羅という四種類の曼荼羅(四曼)で視覚的に表現します。宇宙のあらゆる現象は、この四つの曼荼羅によって説明できるといいます。
(続きは、真言宗とは?⑤にて)

2013年09月17日
真言宗とは?③
では、いったいどのようにしたら即身成仏できるのでしょうか。
空海はその著書「即身成仏義」のなかで、即身成仏の理論と実践法について詳しく述べています。
即身成仏の理論は、体大・相大・用大にまとめられます。宇宙の実体は、体・相・用という三つの側面から成り立っているととらえるのです。
(続きは、真言宗とは?④にて)
空海はその著書「即身成仏義」のなかで、即身成仏の理論と実践法について詳しく述べています。
即身成仏の理論は、体大・相大・用大にまとめられます。宇宙の実体は、体・相・用という三つの側面から成り立っているととらえるのです。
(続きは、真言宗とは?④にて)

2013年09月16日
真言宗とは?②
2013年09月15日
真言宗とは?①
空海が説いた真言宗の教えのなかで、ほかの宗派と異なるもっとも大きな特徴は、何といっても即身成仏です。
従来の仏教では、成仏するには想像を絶するほど長い年月をかけた修行が必要であり、成仏できたとしても、来世でのこととされていました。
(続きは、真言宗とは?②にて)
従来の仏教では、成仏するには想像を絶するほど長い年月をかけた修行が必要であり、成仏できたとしても、来世でのこととされていました。
(続きは、真言宗とは?②にて)

2013年09月14日
曹洞宗とは?⑥
禅の教えでは、坐禅はもちろん、日常生活のすべてを修行と考えます。洗顔、料理、食事、掃除、仕事・・・・・それらすべてが修行であり、修行と悟りは同じです。両者が一体となったところに、仏の姿が見えると説いています。けっして悟りを得ることを修行の目的としてはいけないのです。
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曹洞宗とは?①~⑥
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2013年09月13日
曹洞宗とは?⑤
また曹洞宗の禅は、修証一等(修証一如)の禅ともいわれます。修証の「修」は修行のこと。「証」は証明の証で、本来の悟りを意味します。つまり、修行と悟りとは一つということを示しているのです。
(続きは、曹洞宗とは?⑥にて)
(続きは、曹洞宗とは?⑥にて)

2013年09月12日
曹洞宗とは?④
即心是仏について道元は、「煩悩を抱えたままの心が仏になることはけっしてない。即心是仏とは肉体と別の不滅の霊魂をいうのではなく、自己と大宇宙とが身心一体化した、あるがままの姿をいう」と「正法眼蔵」に記しています。この即身是仏にいたる道が、只管打坐なのです。
(続きは、曹洞宗とは?⑤にて)

(続きは、曹洞宗とは?⑤にて)
