2014年04月26日
浄土系宗派の文化・しきたり④
浄土美術には、死後に地獄に堕ちた者が苦しむさまを描いた地獄絵もあります。源信が「往生要集」に地獄の様子を詳しく記してからさかんに描かれるようになり、鎌倉時代の「六道絵」(聖衆来迎寺蔵)などが有名です。
また南北朝時代から室町時代につくられた「往生要集絵巻」には、焦熱地獄・阿鼻地獄などあらゆる種類の地獄が描かれています。
浄土の美しい光景よりも、阿鼻叫喚の地獄の恐ろしさを見せられることで、よりいっそう浄土への憧れを強くした信者も多くいたはずです。
(続きは、浄土系宗派の文化・しきたり⑤にて)

また南北朝時代から室町時代につくられた「往生要集絵巻」には、焦熱地獄・阿鼻地獄などあらゆる種類の地獄が描かれています。
浄土の美しい光景よりも、阿鼻叫喚の地獄の恐ろしさを見せられることで、よりいっそう浄土への憧れを強くした信者も多くいたはずです。
(続きは、浄土系宗派の文化・しきたり⑤にて)
