2014年06月03日
禅系宗派の文化・しきたり㉘
このほか釣鐘型をした花頭窓、四半敷きという床張り、柱と礎石の間に置かれる礎盤、庫裏の入り口の唐破風など、中国禅寺の建築の特徴を示す様式はたくさんあります。
これらはみな当時の最新スタイルで、やがて他宗派にも取り入れられるようになります。禅宗は日本の寺院建築にも新風を吹き込み、大きな変化をもたらしたのです。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり㉙にて)

これらはみな当時の最新スタイルで、やがて他宗派にも取り入れられるようになります。禅宗は日本の寺院建築にも新風を吹き込み、大きな変化をもたらしたのです。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり㉙にて)

2014年06月02日
禅系宗派の文化・しきたり㉗
一般に寺院の中心になる建物、つまり本堂は、きらびやかなイメージを想起させるよう「金堂」ともよばれますが、質素さを求める禅寺では仏殿、あるいは大雄宝殿とよびます。また他宗派の寺院で講堂にあたる建物は法堂といいます。
禅寺ではこの仏殿・法堂のほか、住職の暮らす方丈などが南北に一直線に並ぶ伽藍配置になっているところが多いです。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり㉘にて)

禅寺ではこの仏殿・法堂のほか、住職の暮らす方丈などが南北に一直線に並ぶ伽藍配置になっているところが多いです。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり㉘にて)

2014年06月01日
禅系宗派の文化・しきたり㉖
中国禅僧の指導のもとにつくられた当初の禅寺には、伽藍配置や建物の呼び名など、他宗派の寺院と異なる特徴がいくつかあります。
禅寺は基本的に金色、朱色などの派手な色は使わず、不必要に大きな建物もつくりません。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり㉗にて)

禅寺は基本的に金色、朱色などの派手な色は使わず、不必要に大きな建物もつくりません。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり㉗にて)
