2014年04月28日
浄土系宗派の文化・しきたり⑥
踊り念仏は先祖の霊を慰めようとする現在の盆踊りとは性格が異なり、現世での自らの救いと極楽浄土への往生を願い「南無阿弥陀仏」を称えながら無我の境地で踊ります。
そんな空也の踊り念仏を融通念仏宗の良忍が受け継ぎ、さらに鎌倉時代になると時宗の一遍が集団で踊るスタイルに発展させました。
これには出家信者ばかりでなく、在家信者も加わりました。それが民間に広まるにつれて死者を供養する盂蘭盆の行事と結びつき、やがて踊りがメインとなっていったのだといいます。
(続きは、浄土系宗派の文化・しきたり⑦にて)

そんな空也の踊り念仏を融通念仏宗の良忍が受け継ぎ、さらに鎌倉時代になると時宗の一遍が集団で踊るスタイルに発展させました。
これには出家信者ばかりでなく、在家信者も加わりました。それが民間に広まるにつれて死者を供養する盂蘭盆の行事と結びつき、やがて踊りがメインとなっていったのだといいます。
(続きは、浄土系宗派の文化・しきたり⑦にて)
