2014年05月12日
禅系宗派の文化・しきたり⑥
昼夜そして四季を問わず、「お茶」は日本人の生活には欠かすことができません。そんな茶は、茶禅一味とか茶禅一業などといわれるように、禅と深く結びついています。
茶が中国で一般化したのは七、八世紀頃とされ、日本にも最澄が八〇五年(延暦二四年)に中国から茶の種を持ち帰り、比叡山に植えたという言い伝えが残っています。
しかし茶を本格的に広めたのは、鎌倉時代に臨済禅を広めた栄西です。留学先の宋から茶を持ち帰り、それが各地の禅寺に植えられて普及していきました。また栄西は「喫茶養生記」を著し、茶の薬効を広めています。当初日本では、茶は薬として受け入れられたのです。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり⑦にて)

茶が中国で一般化したのは七、八世紀頃とされ、日本にも最澄が八〇五年(延暦二四年)に中国から茶の種を持ち帰り、比叡山に植えたという言い伝えが残っています。
しかし茶を本格的に広めたのは、鎌倉時代に臨済禅を広めた栄西です。留学先の宋から茶を持ち帰り、それが各地の禅寺に植えられて普及していきました。また栄西は「喫茶養生記」を著し、茶の薬効を広めています。当初日本では、茶は薬として受け入れられたのです。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり⑦にて)
