2014年06月05日
禅系宗派の文化・しきたり㉚
いまにつづく精進料理は、これが禅寺で食べられる料理として発展したものです。
禅寺の食の考えをよくあらわしているのが、食前に唱える五観の偈(食事訓)です。
これには「食事ができあがるまでの手数を思い、素材がどのようにしてここまできたかを考える。食事を受けるに足る正しい行ないをしたか反省して供養を受ける。食事をいただくのは仏道を成就するためである・・・」などという五つの教えが説かれています。まさに「食もまた修行」なのです。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり㉛にて)

禅寺の食の考えをよくあらわしているのが、食前に唱える五観の偈(食事訓)です。
これには「食事ができあがるまでの手数を思い、素材がどのようにしてここまできたかを考える。食事を受けるに足る正しい行ないをしたか反省して供養を受ける。食事をいただくのは仏道を成就するためである・・・」などという五つの教えが説かれています。まさに「食もまた修行」なのです。
(続きは、禅系宗派の文化・しきたり㉛にて)
