2011年05月28日

坐禅の組み方に特徴はあるのか?②

◎坐禅の組み方に特徴はあるのか?
臨済宗の坐禅は、看話禅(かんなぜん)とよばれます。公案に対する答えを思索し、悟りに近づいていくのです。

公案とは、師から弟子に対して出される問いのことです。一般には禅問答として知られ、すぐれた禅僧の言葉や行動の記録が集められた言行録です。師は全部で1700種あるという公案のなかから一つを選び、課題として弟子に与えます。

弟子はこの公案に必死で取り組み、師の部屋で答えを述べます。答えが誤っていれば引き下がってふたたび坐禅し、公案に取り組みます。公案を解くうえでの精神的格闘が坐禅の目的になります。

看話禅の「看」は「見る」という意味で、「話」は公案をさします。つまり、坐禅をしながら与えられた公案を工夫するということを意味しています。

(続きは、坐禅の組み方に特徴はあるのか?③にて)

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Posted by きいちろう  at 17:38 │Comments(0)坐禅について

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