2011年05月27日

坐禅の組み方に特徴はあるのか?①

◎坐禅の組み方に特徴はあるのか?
禅の修行である坐禅は、自己に備わっている仏性(仏になる性質)を自覚するためにおこないます。ただし同じ禅宗でも、臨済宗と曹洞宗では坐禅の組み方に違いがあります。

曹洞宗の坐禅は、黙照禅(もくしょうぜん)とよばれます。坐禅に何の目的も意味も求めず、ただ黙々と壁にむかって坐禅をおこないます。

曹洞宗の宗祖・道元は「ただひたすら坐禅して身心脱落せよ」といい、悟りを得るための坐禅ではなく、坐禅そのものが悟りなのだと説いています。これを只管打坐(しかんたざ)といいます。

黙照禅の「黙」は坐禅をすることで、「照」は仏の智慧が輝いてくることを意味します。したがって、「黙照」は坐禅がそのまま成仏であるという意味になるのです。

続きは、坐禅の組み方に特徴はあるのか?②にて

坐禅の組み方に特徴はあるのか?①








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Posted by きいちろう  at 17:38 │Comments(0)坐禅について

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