2013年07月11日
密教とは?⑫
いっぽう、「金剛頂経」は七世紀中頃に南インドで成立し、七四六年に不空が漢訳しました。
「大日経」とは逆に、仏の立場から凡夫を見るという視点で説かれており、即身成仏への実践法を明らかにしています。
そのほか密教には、「理趣経」という有名な経典があります。これは貪欲・愛欲・怒りの心すべてを肯定し、ありのままの姿で価値転換すれば、決してけがれることはないと説いています。
(続きは、密教とは?⑬にて)
「大日経」とは逆に、仏の立場から凡夫を見るという視点で説かれており、即身成仏への実践法を明らかにしています。
そのほか密教には、「理趣経」という有名な経典があります。これは貪欲・愛欲・怒りの心すべてを肯定し、ありのままの姿で価値転換すれば、決してけがれることはないと説いています。
(続きは、密教とは?⑬にて)
