2011年05月17日
より所としている経典は何?①
◎より所としている経典は何?①
仏教には八万四千の法門(教え)があるといわれ、膨大な数の経典がいまに伝えられています。
経典は、釈尊が説いた教えを記した経蔵、仏弟子として守るべき戒律を記した律蔵、経典を注釈した論蔵という三種にわけられますが、一般にわれわれが「お経」といっているのは経蔵のことです。
ただし経典は、釈尊が書いたわけではありません。釈尊の教えの言葉は聖なるものとしてとらえられ、当時の弟子たちは直接それを文字で書き残しませんでした。つまり、いまに残る経典は、後の時代の弟子たちがまとめたものなのです。
しかし、それによって教えの解釈にちがいが生じ、インド・中国・日本と伝わる過程で、新しい経典が次々に生まれることになりました。
(続きは、より所としている経典は何?②にて)
仏教には八万四千の法門(教え)があるといわれ、膨大な数の経典がいまに伝えられています。
経典は、釈尊が説いた教えを記した経蔵、仏弟子として守るべき戒律を記した律蔵、経典を注釈した論蔵という三種にわけられますが、一般にわれわれが「お経」といっているのは経蔵のことです。
ただし経典は、釈尊が書いたわけではありません。釈尊の教えの言葉は聖なるものとしてとらえられ、当時の弟子たちは直接それを文字で書き残しませんでした。つまり、いまに残る経典は、後の時代の弟子たちがまとめたものなのです。
しかし、それによって教えの解釈にちがいが生じ、インド・中国・日本と伝わる過程で、新しい経典が次々に生まれることになりました。
(続きは、より所としている経典は何?②にて)

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◎より所としている経典は何?中国では漢訳された経典を分類し体系づける、教相判釈がおこなわれました。これが宗派を生むキッカケとなります。宗祖やそれに準ずる僧侶たちは、多くの...
より所としている経典は何?②【伊万里の仏壇屋 宮園仏壇製作所 5代目ブログ】at 2011年05月18日 12:40