2011年04月13日
黄檗宗とは?
◎黄檗宗とは?
黄檗宗とは禅宗の一派で、開祖は隠元禅師です。大本山は宇治市の黄檗山万福寺。
同じ禅宗の臨済宗や曹洞宗がいずれも鎌倉時代初期に伝来したのに対して、黄檗宗は隠元禅師が江戸時代初期に伝えました。隠元禅師は、中国禅の正当派であることを強調し、独自の宗風を生みました。黄檗山万福寺の山号寺号も隠元禅師の住んでいた中国の地名からとったものです。住持も13世紀まではすべて中国僧であり、仏像、建築、修行生活も中国様式でした。黄檗宗の宗風は臨済宗の禅に明代の念仏禅を加え、読経は唐音(とういん)、儀式などの決まりは明朝風であります。
隠元禅師、木庵禅師に即非如一(そくひにょいち)を加えた三人は、黄檗三筆として知られています。
開祖:隠元禅師
黄檗宗とは禅宗の一派で、開祖は隠元禅師です。大本山は宇治市の黄檗山万福寺。
同じ禅宗の臨済宗や曹洞宗がいずれも鎌倉時代初期に伝来したのに対して、黄檗宗は隠元禅師が江戸時代初期に伝えました。隠元禅師は、中国禅の正当派であることを強調し、独自の宗風を生みました。黄檗山万福寺の山号寺号も隠元禅師の住んでいた中国の地名からとったものです。住持も13世紀まではすべて中国僧であり、仏像、建築、修行生活も中国様式でした。黄檗宗の宗風は臨済宗の禅に明代の念仏禅を加え、読経は唐音(とういん)、儀式などの決まりは明朝風であります。
隠元禅師、木庵禅師に即非如一(そくひにょいち)を加えた三人は、黄檗三筆として知られています。

開祖:隠元禅師