2011年03月15日
お彼岸の時期はいつ?何をしたらいいの?

◎お彼岸について
一般にお彼岸は、春分の日と秋分の日を中心として、その前後三日にわたる一週間を彼岸会(ひがんえ)とし、お墓におまいりしたり、家族で彼岸だんごやおはぎを作って仏壇に供え、ご先祖さまの供養をするのがならわしになっております。
春の彼岸の頃は、万物千草の芽生える時、冬の寒さに耐え自然のあらゆる生命が若々しく萌えあがる季節です。
小さな土筆(つくし)が顔を出すなどを見る時、自然を讃え、生物を慈しむ思いが生まれるのも春ならではのことでありましょう。
秋の彼岸の頃は、自然の恵みを受け米や柿などさまざまな実の収穫の時。
私達もこの大自然の法則や摂理の中に生かされている、決して自分本位で生きているのではない事を知り、感謝の念を深める事に気付くよう、春と秋のお彼岸は教示しているのです。